２００５年の大きなお世話

２月14日（月）
  去年世間をお騒がせした人と言えばたくさんおられましたが、大いに目立ったのは「ほりえもん」じゃなくて《ライブドア》の堀江社長。フジテレビの社長にも冷たくされて、まあ・いろんな人に邪険にされる人です。この方は野球業界に激震を走らせましたが、「女はお金についてきます」「人間を動かすのは金」と決しておおっぴらに言ってはいけない禁句を言ってしまった偉い人。そうそうこんな言葉を言えたもんじゃないです。

  もちろん私も言えません。だって、「金」で動いている人間は内心「金もらってるから、こいつの言う事聞いとこかって思（おも）てるやろ」とか「私が金が無くなったらどっかいくんやろな・・・」とか考えてしまうからです。そういうのってつらいです。こういう事って絶対「永遠に金を儲け続ける」自信のある堀江社長には関係ないでしょうね。
  17才にして巨額のＣＭ契約料などを手にしたテニスのマリア・シャラポワが、これからどう生活しますかみたいな事を聞かれた時に一言「いままで、私の事を助けてくれた人を大切したいです」とのお返事でした。17才にして苦労人の健気なお言葉・・・。「ほりえもん」じゃなくて《ライブドア》の堀江社長のお言葉を聞いた感想を一度聞いてみたいものです、シャラポワさんに。

２月22日（火）
  前回から続き。

  ホリエモンじゃなかった『ライブドア』の堀江社長頑張ってますね。直接、私らには関係ない分ドラマを見るようで面白いです。こういう映画あるよな『ウォール街』なんてそんな感じ。今日の発表では、まだ両者一歩も譲らずで・・・いや、面白い。
  それにしても、以前出版した本に「女はお金についてきます」「人間を動かすのは金」なんていうもんだから、“放送界は金で動くもんじゃない”とか言われています。堀江さんは今頃「ただ、強烈な事を書いてみただけ、金だけなんて言ってない」とかおっしゃってるみたいですが、書いてしまったものはしかたがない。《強烈な言葉》は《強烈》に残るものです。こういう事はありがちな事、私も書く事に気をつけないとなぁ。

2月27日（日）
  『犬神家の一族』みたいなお話は横溝正史の小説しかないと思ったらそうでもないって証明してくれたのが、西武鉄道の堤さん一族。なんせ、《家訓》があるんだよ《家訓》が。いやすごいです。系図をみただけでも、奥さんが三人いてそれぞれ子供がいてあの子供は嫌いだから、あいつに後を継がせようとか、もうぐちゃぐちゃ。実の弟が「子供の頃に遊んだ覚えがない」なんてどうなってんだろう？殺人事件にならなかったのがすごいよな。もっとも金田一耕介がいないんだからそれは困るだろう。だって、事件を解決する人がいなくなるんだから。

  「ほりえもん」じゃなくて《ライブドア》の堀江社長（またかよ〜）と並んで「ニッポン放送」の株主の一人《村上ファンド》の社長さん。フジテレビに株を売るんのかなぁって思ってたら、売らなかったんですね。商売の事考えての事それともほんとに堀江社長と友達だから？二人でなんか企んでるの？フジテレビも破格の値段で買う話もあっただろうに。そこらへんどんな関係がもっと知りたいですねぇ。

月 月

『シネマズライフ』 ご本家だよ！

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