２００４年の大きなお世話

６月４日（金）
  どうしようもねぇなぁって思ってた『バトル・ロワイヤル』。とうとうほんとに大事件のきっかけの一つになったようです。以前私が書いた感想は以下のごとく、

『アホな大人の国で大人のおもちゃになってしまったかわいそうな子供達のお話。なんだけどアホな大人批判をしているにはあまりにも死人が多すぎる。その死の悲惨さ（それを感じなかったらどうしようもないですけどね）の原因をビートたけし一人におっかぶせるのはいかがなものか。結局、子供の狂暴化は親（大人）が原因な訳だしなんの反省もせず子供に罪を押しつける政府のずうずうしさは、なるほど未来の○本思い出ささしてもらいました。この映画はとてもいいテーマだと思いますが、なぜ「殺し合い」なのか？最後まで私はわかりませんでした。』

  つまり、加害者少女は《死の悲惨さ》を感じなかった訳なんでしょう。この映画は作ってはいけなかった映画ではないのか？と思います。やくざでもなく悪人でもない子供達が殺し合いをする・・・。大人でもこの矛盾に納得する人はいないだろうし、単なる子供達の殺し合いを楽しむようではその感覚も怖い。たぶんこの映画は永遠にカルト映画になるのでしょうが、嫌ですね・・・

６月23日（水）
  ６月には珍しいという台風も去りました。そして、来月には参議院選挙です。いろいろな事が起こりました。いろいろな事がわかってきました。今、なんとかしないとこれからどうなるのでしょう。一人一人真剣に考える時期がまたきました。選挙は、今の日本で唯一意志を示せる場です。台風が来ても、カンカン照りでも選挙には行くべきだと思います。

  昨日、花火をしました。飛行機みたいに飛んじゃう花火があったり、派手になったのもあるけど、やっぱり花火は線香花火。花火の古典作はまだ残っていたんですね。しんみりと火を付けて眺めてみると「ああ、花火だよな」って思います。

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『シネマズライフ』 ご本家だよ！

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