『週刊金曜日』の投稿を読んで、ふとどうでもいいような事を思い出した。某有名人が、婚約をした頃から噂があった。婚約前から、婚約者が妊娠していて結局「できちゃた結婚」だと言う事。しかし、その某有名人が所属している世界ではそういう事は彼の地位からすれば「品位に欠ける」事らしい。数々のマスコミの追求にもめげもせず彼と婚約者と家族は、否定しつづけた。結局、ある時期になり発表した時は「妊娠七ヵ月」。彼の母親曰く、「発表した前日に病院に行き始めて気がついた」そうだ。前後の事情を察するに、つまり世間の人達に「悪いけどこういう事情もあるし、察してちょうだい」という事だろう。日本人の「あ・うん」の呼吸でしょ、っという事らしい。冗談じゃない。こういう発表がある前は、しょうがないかと私は思った。しかし、あのお母さんの言い訳はなんだ。ただ世の中の人を馬鹿にしているだけではないか。
　さて、今回の「暴行事件」である。前述の某有名人の場合、嘘も承知の上である。彼らの回りの人達も、とても人の気持ちを察してあげるやさしい人達だから傷付きやしないだろう。しかしこの「暴行事件」の少女はどうか。新聞・ＴＶなどて「強姦事件」と報道される度に、少女はこの事件を思い出し、また傷つくのだ。それこそ第二の強姦だ。この事件が、強姦事件である事は報道のニュアンス・取り上げ方においてすぐ分かる事。わざわざなぜ「強姦事件」と明記する必要があるのだろうか。日本人には「嘘も方便」といういい意味での言葉がある。前述の件は、そんなものは必要ないと思うがこの少女には必要な事だと思う。 そこの所を投稿者の方にも「察して」ほしいもんです。

※  以前『週刊金曜日』の投稿で、沖縄で少女がアメリカ兵に暴行された事件を「正しい報道として強姦事件」と
報道すべきという投稿に対して投稿した文です。掲載はされませんでした。

抗議・苦情・罵倒・もしかして励ましのお便りがあればメール頂戴ね。
メールがくれば少しいい事があるかもしれません、フフフ