これから映画

『世界の中心で、愛をさけぶ』
監督行定勲
主演大沢たかお柴咲コウ天海祐希

ベストセラーとなった片山恭一の同名小説を今評判の行定勲が監督。『ＧＯ！』では自分のアイデンティティーを探る少年を「在日朝鮮人」というタブーを打ち破って描きさわやかな印象を残した。今回のベタなラブストリーをどう料理するか、また何かを打ち破ってくれるのか？そう考えると楽しみな映画である。

『ジャンプ』
監督竹下昌男
主演原田泰造牧瀬里穂笛木優子鈴木砂羽

ある晩、三谷（原田泰造）の恋人・みはる（笛木優子）がりんごを買いに行き行方不明になった。三谷はみはるを探しに行く旅にでる、そこでわかった事とは・・・。あやふやな〈今〉を〈失踪〉という現代にありがちな（できごと）を通して映像化。監督は助監督として経験を積んだ竹下昌男。最近、有名だからとかで監督をさせるとかが少なくなり結構な事。実力を発揮して一定の水準の映画に仕上がっているのではっと思う。
ところで、オフィシャルサイトを見ると主演の原田泰造がえらくかっこよくなってるけどどうなんでしょう？昔ビートたけしが『夜叉』に出て雪に転んだところで大爆笑だったけど、ギャグで笑わせている人が二枚目スターに急にはなれないと思うけどぉ～

『花嫁はギャングスター』
監督チョ・ジンギュ
主演シン・ウンギョンパク・サンミョン

ギャングの親分にのし上がったウンジン。離ればなれに育った姉をやっと探し当てたがガンで余命いくばくもない。姉に「あなたの花嫁姿を見たい」と懇願され、さっそくお見合いどれもこれもうまくいかない。ようやくさえない公務員スイルと結婚するが・・・。
なんだか、一昔前の２時間ドラマとかビデオムービー（実は竹内力が主演（笑））にありそうな話だが、ウンジン役のシン・ウンギョンがいかにもって感じでいいですねぇ。スイル役のパク・サンミョンのうれしそうな写真を見ると彼の悲劇も見えてきそうでこれは気の毒そう。この手の話はキャラクターで見せるしかないがサイトなどを見ると他のキャラクターもよさそう。ゲラゲラ大笑いしたい時に見に行こうかと思ってます。
なんとパート２には‘あの’チャン・ツィイーが敵役として出演してる！ハリウッドでもリメイクする（？）話がありそうで妙に楽しみだったりして（笑）

『ドーン・オブ・ザ・デッド』
監督ザック・スナイダー
主演サラ・ポリー

ジョージ・Ａ・ロメロ監督の『ゾンビ』をリメイク。ある日、隣人の少女が突然人々に襲いかかりゾンビと化す。そして‘それは’町中に広がっていった・・・。
主人公のサラ・ポリーはＮＨＫ『アボンリーへの道』出演で美少女路線まっしぐらだったのが、この大変身！ここらへんで一勝負！って事だろうけどなにも「ゾンビ」じゃなくてもいいだろうともおもうけどねぇ。もっともこの前は『死ぬまでにしたい10のこと』にも出演していて大ヒット作にもってでとこう！事だろうけど。監督のザック・スナイダーはＣＭ界で活躍した人。結構映像で見せてくれるじゃないかな。